ラグビー日本、南アフリカに34点差完敗 エース福岡が負傷交代、最後の実戦で不安残す
ラグビー日本代表は6日、「リポビタンDチャレンジカップ2019 南アフリカ代表戦」(熊谷ラグビー場)を行い、7-41で敗れた。20日に開幕するワールドカップ2019日本大会前の最後のテストマッチで、日本は世界ランク5位のスプリングボクスの前に完敗した。
4年前の再現狙うも、世界5位の前に屈す
ラグビー日本代表は6日、「リポビタンDチャレンジカップ2019 南アフリカ代表戦」(熊谷ラグビー場)を行い、7-41で敗れた。20日に開幕するワールドカップ2019日本大会前の最後のテストマッチで、日本は世界ランク5位のスプリングボクスの前に完敗した。
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2015年ワールドカップ、日本代表は試合終了直前に逆転トライを奪い、南アフリカに34-32で勝利した。あれから4年。エディー・ジョーンズ前HCから日本代表を引き継いだジェイミー・ジョセフHCは、パシフィック・ネーションズ・カップを3戦全勝で優勝するなど、自国開催のワールドカップに向けて進化を続けてきた。
だがこの日、ワールドカップ初戦でニュージーランドと対戦する南アフリカは、ほぼベストメンバーで先発を揃え、序盤から本気のラグビーで日本に襲い掛かってきた。
日本は前半開始早々にWTB福岡堅樹にアクシデントが発生。足を痛めたと見られ、3分でアタアタ・モエアキオラと交代した。すると、直後の7分には南アフリカのスクラムからの連続攻撃で攻め込まれ、最後はWTBコルベにトライを決められ、先制を許した。
18分にはゴール前まで迫るが、密集でボールを奪われ、トライはならず。逆に22分にWTBマピンピが左隅にトライ。コンバージョンも決まりリードを広げられる。31分にはマピンピにこの日2本目となるトライを奪われ、0-19に。さらに39分にもPGを決められて、0-22で前半を折り返した。
後半開始早々、日本は連続攻撃で敵陣ゴール直前まで迫ったが、南アフリカの強固なディフェンスに跳ね返されてトライならず。逆に、後半12分に南アフリカのマピンピにこの日3本目のトライを許し、0-27とリードを広げられた。
だが、日本は後半20分に南アフリカのパスが乱れたところで、CTBラファエレがタップパスでインターセプト。WTBアタアタからWTB松島に繋いで独走トライ。田村がコンバージョンを決め、7-27とした。
後半31分、南アフリカのロウがイエローカードで10分間の退場処分に。日本は敵陣25メートル付近からのスクラムでゴール付近まで攻め込んだが、パスをインターセプトされ、コルベに独走トライを献上。ゴールキックも決まって、7-34と再び差を広げられた。
最後まで攻撃の手を緩めない南アフリカは終了間際にもさらにトライをあげ、日本は最終的には34点差で敗れた。
(THE ANSWER編集部)