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馬場雄大、王者米国に孤軍奮闘18得点 相手NBA名手も驚き「チームに活気与え続けた」

バスケットボールのワールドカップ(W杯・DAZNで生配信)で1次リーグ敗退が決定している世界ランク48位の日本は5日、同1位・米国との1次リーグ最終戦(上海・東方体育中心)を行い、45-98で完敗。3戦全敗で順位決定戦に回ることになった。エースの八村塁(ウィザーズ)が代表自己最少の4得点に封じられる中、奮闘したのが馬場雄大(アルバルク)だ。豪快なダンクを含む、チーム最多の18得点をマーク。相手のNBA名手も「ババは印象的だった」と称賛した。

馬場雄大【写真:Getty Images】
馬場雄大【写真:Getty Images】

NBA軍団相手に孤軍奮闘、豪快ダンクも…米国選手「チームに活気を与え続けていた」

 バスケットボールのワールドカップ(W杯・DAZNで生配信)で1次リーグ敗退が決定している世界ランク48位の日本は5日、同1位・米国との1次リーグ最終戦(上海・東方体育中心)を行い、45-98で完敗。3戦全敗で順位決定戦に回ることになった。エースの八村塁(ウィザーズ)が代表自己最少の4得点に封じられる中、奮闘したのが馬場雄大(アルバルク)だ。豪快なダンクを含む、チーム最多の18得点をマーク。相手のNBA名手も「ババは印象的だった」と称賛した。

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 ただで負けるわけにいかない。日本の背番号18が、NBA軍団に孤軍奮闘した。最大の見せ場は第4Q残り1分30秒だ。自陣から狙い澄まして相手のパスをスティール。独走で相手コートに持ち上がると、最後は豪快に右手でダンクを叩き込んだ。試合は決していたが、切らさなかった闘志。エース八村が4得点に封じられたのをよそにチーム最多の18得点をマークした。

「こういった点数になったけど、やっていて何か自分たちがきっかけを掴んで、経験を埋めることができれば、戦えると感じた。ここからがスタートと感じた」と自信を掴んだ様子。18得点については「(相手が)個々の能力が高く、1対1でアグレッシブにディフェンスしてくる。そういったところの打開する力は自分はあると思うので、それを信じて戦った結果」と胸を張った。

 その存在を相手のNBA選手も認めていた。実際に対峙したドノヴァン・ミッチェル(ジャズ)は日本について問われると、自ら馬場の名前を挙げた。「ババは何度も自分でボールを運んで、ダンクや3ポイントを決めて、チームに活気を与え続けていた」と働きを称賛。その上で「とても印象的だったよ」と驚いた表情で語り、孤軍奮闘した23歳に拍手を送っていた。

 国際大会で47年ぶりに対戦したバスケ王国に屈しながら、確かな輝きを放った馬場。「米国は改めて凄さを感じたけど、ここをずっと目指してやってきたので、この選手たちを倒すためにこれからやっていきたい」とさらなる進化を誓った。八村を筆頭に渡邊雄太、ファジーカスが君臨する「BIG3」に加え、この男が世界レベルで台頭すれば、日本の希望は膨らむ。

(THE ANSWER編集部)


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