頭上通過の見逃し三振 “急降下カーブ”を指揮官も絶賛「本当に素晴らしい球だ」
米大リーグ、カブスの左腕ブラッド・ウィックが投じた一球が驚愕を呼んでいる。左打者の頭を直撃しそうな位置から急激に曲がりながら落ちてストライクに。見逃し三振に打ち取るシーンを、MLBが動画つきで公開。「この投球は逮捕されるべき……」「漫画だ」などと反響が寄せられていたが、超変化のナックルカーブをカブスのマドン監督を「非常に興味深い球だ」と絶賛している。
カブスの左腕ウィックのナックルカーブをマドン監督も高く評価
米大リーグ、カブスの左腕ブラッド・ウィックが投じた一球が驚愕を呼んでいる。左打者の頭を直撃しそうな位置から急激に曲がりながら落ちてストライクに。見逃し三振に打ち取るシーンを、MLBが動画つきで公開。「この投球は逮捕されるべき……」「漫画だ」などと反響が寄せられていたが、超変化のナックルカーブをカブスのマドン監督を「非常に興味深い球だ」と絶賛している。
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規格外の1球が、打者を、さらに観るものを驚かせた。2日(日本時間3日)のマリナーズ戦。4点リードでマウンドに上がったウィックは、先頭のシーガーと対峙。カウント2ボール2ストライクからの5球目に、驚愕のボールを投じた。
左腕から繰り出されたのはナックルカーブ。左打席のシーガーへ向かっていくようなボールに、シーガーは思わずのけ反り、しゃがみ込むようにして避けた。だが結果はストライク。見逃し三振となったのだ。一体なにが起きたのか。
頭に当たりそうなところから急激に曲がり落ち、確かにストライクゾーンに収まっている。キレも抜群なのは確かだが、シーガーのリアクションも少しオーバー過ぎるような印象も……。