大坂なおみとガウフの“涙のWインタ”をフェデラーも絶賛「非常に素敵だった」
テニスの4大大会最終戦・全米オープンは31日(日本時間9月1日)、女子シングルス3回戦で世界ランク1位・大坂なおみ(日清食品)が15歳コリ・ガウフ(米国)を6-3、6-0で破り、16強進出。試合後に涙したガウフを慰め、一緒にインタビューに立ったシーンは話題を呼んだが、男子の王者ロジャー・フェデラー(スイス)もこの一幕に反応。「非常に素敵だったと思う」と絶賛した。
大坂の粋な計らいに王者も感銘「このライバル関係は非常に特別なものになる」
テニスの4大大会最終戦・全米オープンは31日(日本時間9月1日)、女子シングルス3回戦で世界ランク1位・大坂なおみ(日清食品)が15歳コリ・ガウフ(米国)を6-3、6-0で破り、16強進出。試合後に涙したガウフを慰め、一緒にインタビューに立ったシーンは話題を呼んだが、男子の王者ロジャー・フェデラー(スイス)もこの一幕に反応。「非常に素敵だったと思う」と感銘を受け、絶賛した。
フェデラーは1日の4回戦でダビド・ゴフィン(ベルギー)をストレートで下した後、オンコートインタビューで前日の大坂―ガウフ戦の一幕について口を開いた。
「非常に素敵だったと思う、スポーツの最高レベルにおいて絆を見ることができるのは」と語ったフェデラーは「彼女らは2人ともまだ若い。輝かしい未来が待っている。このライバル関係は非常に素敵で特別なものになるだろう」と好感を示した。さらに「このツアーの他の選手もフェアプレーをしている。テニスがこのようにあるのは、素晴らしいこと。常にこのようにありたいと思う。互いに敬意を表するんだ」と2人が現在のテニス界の模範であるとの見方を示した。
大会公式インスタグラムはフェデラーのインタビューを「ロジャー・フェデラーはオオサカとガウフのあのひとときの大ファン」と動画付きでレポートしている。
今回の一件を巡っては米国のみならず、各国の海外メディアがこぞって取り上げ、話題を呼んでいる。フェデラー自身はテニス界を代表する存在で、超一流としての振る舞いは知られたところ。そんな歴戦の王者も認めるほど、2人の振る舞いは感動的なものだった。
(THE ANSWER編集部)