松山、2位なのに一番遅くまで練習 驚きの声「この男だけ、まだ練習している…」
前日には元世界ランク1位の盟友が練習の虫証言「彼は毎晩、練習場にいる」
ここまで54ホールを回り、疲労もあるだろう。この日もスコアこそ伸びなかったが、9番パー4では林の中からスーパーリカバリーを演じ、ファンの大歓声を浴びていた。少しでも運命の最終ラウンドに向け、英気を養ってもいいところだが、この男は違ったようだ。
前日には、元世界ランク1位の盟友ジェイソン・デイが、松山が練習の虫であることを明かしていた。
「彼は毎晩、練習場にいるんだ。パットの練習をしている。まさに毎日、最後までレンジに残っているのが彼なんだよ」「彼が行っていることや、どんな練習をしているのかということからわかる。こうなることは時間の問題だったんだよ」
などと証言していたが、周囲も認める努力家は歴史的な快挙を前にしても、スタンスは変わらなかった。
みっちりと調整を施し、迎える運命の最終ラウンド。誰よりも努力を重ねてきた25歳は、メジャー初Vという歓喜で結実するのか。結果はクウェイルホローCに表れる。