タカマツが初戦突破 鬼門の8強入りに集中「いつ負けても後悔しない気持ちで」
相性良くない世界選手権「こういう試合を勝っていかないと五輪で勝てない」
高橋、松友は、7度目の世界選手権出場。リオ五輪で金メダルを獲得した翌年の17年にベスト4で銅メダルを獲得しているが、そのほかはベスト8入りを逃しており、大会との相性は良くない。高橋は「前回の五輪レース中の世界選手権でもマレーシアのペアが相手で、ファイナルゲームで負けた。でも、こういう試合を勝っていかないと五輪で勝てない」と不吉な巡り合わせを感じながらも、乗り越えるつもりでいる。
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格付けで言えば、世界ランク2位の高橋、松友が優位だが、五輪を目指す強豪が気合いを入れて臨む大舞台での順当勝ちは、容易ではない。前日には、女子シングルスで世界ランク1位の山口茜(再春館製薬所)が初戦敗退。この日も男子ダブルス世界ランク1位のインドネシアペアが初戦で姿を消した。高橋は「気を引き締めて臨まないといけないと思った。今大会は波乱が多い。いつ負けても後悔しないという気持ちでやれたらと思う」と気合いを入れ直した。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)