崩れない松山、「林からの大脱出」にファン大歓声「マツヤマが林を通り抜けた」
海外男子ゴルフの全米プロゴルフ選手権(クウェイルホローC)第3日は12日(日本時間13日)、首位タイから出た松山英樹(レクサス)が1バーディー、3ボギーの「73」でスコアを2つ落とし、通算6アンダー。2位タイに後退したが、首位のケビン・キスナー(米国)に1打差と好位置キープの要因となったのは、大崩れしなかったこと。9番では第1打で林へ打ち込みながら「スーパーリカバリー」で脱出。「PGA of America」は「マツヤマが林を通り抜けた」と動画付きで称賛し、反響を呼んでいる。
逆転Vの夢つないだ“スーパーリカバリー”に反響「ヒデキはもう困難を乗り越えたのか?」
海外男子ゴルフの全米プロゴルフ選手権(クウェイルホローC)第3日は12日(日本時間13日)、首位タイから出た松山英樹(レクサス)が1バーディー、3ボギーの「73」でスコアを2つ落とし、通算6アンダー。2位タイに後退したが、首位のケビン・キスナー(米国)に1打差と好位置キープの要因となったのは、大崩れしなかったこと。9番では第1打で林へ打ち込みながら「スーパーリカバリー」で脱出。「PGA of America」は「マツヤマが林を通り抜けた」と動画付きで称賛し、反響を呼んでいる。
崩れそうでも、崩れない。それが、今の松山の強さだ。
その象徴となったのは、9番パー4の“林からの大脱出”だ。第1打を左に曲げ、林の中に打ち込んだ。前半最終ホールにして絶体絶命のピンチ。ここまで1バーディー、1ボギーのイーブンパーで迎えており、なんとしてもここで崩れるのは避けたいところ。しかし、日本が世界に誇る25歳はここから圧巻のプレーを見せる。
林の中からすぐ2~3メートル背後をギャラリー囲まれるような形で2打目へ。足場も安定しない中、綺麗なフォームでアイアンを振り抜いた。すると、ボールはグリーン方向へ向かい、観客から歓声と拍手。グリーンにこそ届かなかったが、見事に林を脱出し、第3打のアプローチでピン横4メートルの位置へ。