ボルト、左太もも裏の痙攣 同僚は長すぎた40分待機に疑問「ボトル2本分の水飲んだ」
陸上の世界選手権(ロンドン)は12日に男子400メートルリレー決勝が行われ、今大会を最後に現役引退を表明しているウサイン・ボルトはジャマイカのアンカーを務めたが、レース中に足を痛めて途中棄権。ジャマイカのチームドクターは、人類最速男のリタイアの理由を左太もも裏の痙攣と説明している。英地元紙「デイリー・メール」が報じた。
400mリレー決勝で故障…寒すぎる招集場が原因? 同僚怒り「検証と改善が必要だ」
陸上の世界選手権(ロンドン)は12日に男子400メートルリレー決勝が行われ、今大会を最後に現役引退を表明しているウサイン・ボルトはジャマイカのアンカーを務めたが、レース中に足を痛めて途中棄権。ジャマイカのチームドクターは、人類最速男のリタイアの理由を左太もも裏の痙攣と説明している。英地元紙「デイリー・メール」が報じた。
ラストランはまさかの幕切れだった。ボルトは第4走者としてバトンを受けたが、よもやの故障でコース途中でダウン。コールに突っ伏し、うつむきながら顔を押さえる姿は、陽気なスーパースターのイメージとはあまりに対照的だった。
直線で加速するはずが、足を引きずり、失速したボルト。その理由は果たして何だったのか。ジャマイカのチームドクター、ケビン・ジョーンズ氏がレース後に口を開いた。
「左ハムストリングの痙攣だった。しかし、大きな痛みはレースに敗れた落胆によるものだ。この3週間は彼にとってハードなものとなった。彼の無事の回復を祈っているよ」
記事によると、レース中に左太もも裏が痙攣を起こし、棄権を余儀なくされたという。さらに故障はレース前に寒すぎる招集場で40分間、待機させられたことが原因にあるとチームメートは主張している。