堀口の所属ジムのブラウンコーチがエール「サムライには、登るべき山が数多くある」

　世界初のベラトール＆RIZINの2冠王者、総合格闘家の堀口恭司（アメリカン・トップチーム）が18日の「RIZIN18」で、アウトサイダー出身の朝倉海（トライフォース赤坂）にわずか68秒で敗れるという大波乱が起きた。まさかの敗戦を喫した堀口には、さっそく再戦の動きも出ているが、元UFC王者で現在はアメリカン・トップチームでコーチを務める、マイク・ブラウン氏が堀口との2ショットを投稿しエールを送っている。

　衝撃の番狂わせだ。海外からも高く評価される日本の総合のエースが、アウトサイダー出身の朝倉に敗れた。右のカウンターを被弾し、さらに追い打ちをかけられて勝負あり。結末までわずか68秒だった。

　失意の堀口にエールを送っているのは、元UFCフェザー級王者のブラウン氏だ。2014年に現役引退し、現在はコーチを務める同氏は笑顔を浮かべる堀口との肩組み2ショットを投稿。さらにこうつづっている。

「彼をさすがだ。ロールモデルの代表例であるアスリート。この勤勉で謙虚なサムライには、まだ登るべき山が数多くある。これは始まりに過ぎない。彼はかつてない程、強くなって戻ってくるだろう」

　身近で見続ける立場として、堀口の才能はよく知っている。必ずや復活してくれると期待をかけていた。