[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

【テニス】ウィンブルドンで無念の棄権も…錦織圭の逆境に学ぶ姿勢

ウィンブルドンの男子シングル4回戦で第5シードの錦織圭(日清食品)は第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦し、左脇腹の故障で途中棄権による敗退を余儀なくされた。8強進出を逃した錦織は怪我を糧に成長することを誓った。

20160706_nishikori_getty

錦織を襲った異変、ウィンブルドンで2年連続棄権

 ウィンブルドンの男子シングル4回戦で第5シードの錦織圭(日清食品)は第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦し、左脇腹の故障で途中棄権による敗退を余儀なくされた。8強進出を逃した錦織は怪我を糧に成長することを誓った。

 ドイツのハレで行われた前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン初戦のルカ・プイユ(フランス)との一戦で異変は起きた。

「ハレでの初戦で怪我をしてしまったけれど、この2週間で思うように回復できなかった。3回戦後に悪化した。回復できればよかったけれど、コート上での痛みがあまりにも酷すぎた。だから、プレーを続けることができなかった」

 昨年もゲリー・ウェバー・オープン準決勝で故障後に棄権。そして、前哨戦での故障が響きウィンブルドンでは1回戦を突破したが、2回戦を戦うことができなかった。

 今年も前哨戦の故障が響いた。チリッチとの戦いでは第1セットを1-6、第2セットを1-5で落とした。そして、痛みに耐えきることができなかった。

「セカンドセットの前、試合前からすでに考えていた。自分にとって簡単な展開にならないだろうと。100パーセントでプレーはできないとも。そして、マリンも最高のプレーをしていた。全ての面で悪化してきた。本意ではないけれど、棄権するしかなかった」

 苦渋の決断を明らかにした錦織だが、7月25日に開幕するカナダ・トロントでのロジャーズカップでの完全復帰に意欲を燃やしている。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集