全英オープン当時は1万程度だったフォロワーが20倍に、先輩のSNSにも反響届く

　女子ゴルフのNEC軽井沢72最終日は18日、AIG全英女子オープンの覇者・渋野日向子（RSK山陽放送）が通算13アンダーで1打及ばず、3位タイで優勝を逃した。しかし、凱旋2試合目でV争いを演じ、盛り上げた20歳。大会中には青木瀬令奈（三和シャッター工業）、成田美寿々（オンワードホールディングス）ら先輩ゴルファーとちゃんこ鍋を食べに行った際の3ショットを公開し、話題を呼んだ。フォロワーは20万人をついに突破し、同様の写真を掲載した青木、成田のSNSにも大きな反響が広まった。

　最終18番、残り6メートルのバーディーパット。渋野は全米女子オープン最終ホールと時と同じように果敢に攻めた。わずかにカップを外れ、2メートルオーバー。返しも外し、まさかの3パットで優勝を逃したが、らしさは存分に見せ、盛り上げた。凱旋2試合目でもやまない人気。それを表すように、渋野のインスタグラムも注目度が増している。

　16日にはオフショットを披露し、青木、成田という先輩2人との3ショットを公開。黒のナイキのTシャツ姿で座敷に正座した渋野が「祝しぶこ全英優勝おめでとう」とチョコレートに文字が書かれたケーキを持ち、表情はコース以上に柔らかなシブコスマイルを見せる。気の置けない先輩たちとリラックスした時間を過ごしたようだ。

　投稿では青木に誘われ、ちゃんこ鍋を食べに行ったと報告。「去年までテレビで見ていた人たちと今ご飯を食べてるって考えただけで幸せすぎ。でした」と飾らない性格そのままに記して反響を集めていたが、同様の写真を公開した青木、成田の投稿にも「豪華メンバー」「しぶこに続こう」「皆さん素敵な先輩方ですね」とコメントが多く寄せられていた。

　その勢いを表すように、AIG全英オープンで優勝する前は1万人程度だったフォロワーは今大会中に20万を突破。今回の投稿も5万件を超える「いいね！」が集まり、人気ぶりはとどまることを知らない。一躍、時の人となった20歳。次戦は欠場予定というが、その注目度はまだまだ高まりそうだ。