クライミング五輪切符獲得へ 野口啓代ら日本勢4人が決勝へ、15歳・森秋彩も進出
東京五輪新種目のスポーツクライミング世界選手権(東京・エスフォルタアリーナ八王子)は18日、スピード、ボルダリング、リードの3種目を合わせた複合の女子予選が行われた。五輪代表は男女各2枠ずつあり、今大会7位以内の日本人最上位者が内定。
今大会7位以内の日本人最上位者が東京五輪代表に内定
東京五輪新種目のスポーツクライミング世界選手権(東京・エスフォルタアリーナ八王子)は18日、スピード、ボルダリング、リードの3種目を合わせた複合の女子予選が行われた。五輪代表は男女各2枠ずつあり、今大会7位以内の日本人最上位者が内定。各種目の順位を掛け算し、値の小さい選手が上位となる。20人で行われたこの日の予選は、日本勢5人中4人が8選手で争われる20日の決勝に進出した。
【決勝進出した日本人選手】
2位、野口啓代(あきよ・TEAM au)
5位、森秋彩(あい・茨城県連盟)
6位、伊藤ふたば(TEAM au)
8位、野中生萌(みほう・XFLAG)
【予選敗退した日本人選手】
19位、倉菜々子(ウィルスタッフ)
スピードはホールドの位置が統一され、高さ15メートルの壁を登ってタイムの速さを競う。ボルダリングは複数のコースを完登できた数で争う。リードはロープを使用し、12メートル以上の壁を競技時間内により高く登った選手の勝利となる。
世界選手権で代表内定しなかった選手は、11月の五輪予選(フランス)、来年4月のアジア選手権で選考。有資格者が2人未満、または3人以上の場合は同5月の複合ジャパンカップで決まる。
(THE ANSWER編集部)