松山、「ありがたくない異名」返上へ 米期待「日本の怪物はキャリア最盛期だ」
「怪物」が示した異次元の集中力「栄光を掴むチャンスが間違いなく訪れている」
「しかし、日本の怪物はキャリア最盛期の真っただ中にある。すでに今季は3大会で優勝し、ファイアストーン(ブリヂストン招待)ではコースレコードタイの61で回った。金曜日には天候の問題で103分間遅延となったが、それも彼の勢いをほとんど削ぐことはなかった。松山はボギーなしの64で回った。苦もなく、今週の最小スコアに並んだのだ」
15番では1打目を打った後にプレー中断を余儀なくされたが、研ぎ澄まされた異次元の集中力は変わらなかった。圧巻の4連続バーディーなどで、キスナーに一気に追いついた。
「キスナーと8アンダーで並んだ今、メジャーの栄光を掴む最高のチャンスが間違いなく訪れている。彼の母国にとっては転換期となることだろう」
記事では、松山が日本人初のメジャー制覇の偉業を果たせば、日本のゴルフシーンを一変させるほどのターニングポイントになると予想している。
無冠の帝王から、真の王者へ――。松山の栄光への軌跡を米メディアも熱い視線を送っている。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer