[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

松山、驚異の集中力で暫定首位 2時間中断後にバーディー「休憩と思って休んだ」

海外男子ゴルフの全米プロゴルフ選手権(クウェイルホローC)第2日は11日(日本時間12日)、15位タイから出た松山英樹(レクサス)が7バーディー、ノーボギーと圧巻の「64」でスコアを7つ伸ばし、通算8アンダー。ホールアウト時点でケビン・キスナー(米国)と並び、首位となった。

全米プロゴルフ選手権、圧巻「64」でメジャー初Vへ「2日間終わってメジャートップは緊張する」

 海外男子ゴルフの全米プロゴルフ選手権(クウェイルホローC)第2日は11日(日本時間12日)、15位タイから出た松山英樹(レクサス)が7バーディー、ノーボギーと圧巻の「64」でスコアを7つ伸ばし、通算8アンダー。ホールアウト時点でケビン・キスナー(米国)と並び、首位となった。

 松山は5番パー4でこの日初バーディーを奪うと、7番パー5でもバーディー。前半を2つ伸ばし、順調な滑り出しを見せた。圧巻だったのは、後半だ。12番パー4から怒涛の4連続バーディー。15番途中には雷雲の接近により、約2時間も中断したが、再開後にバーディーを奪う集中力を発揮した。

 松山はラウンド後の記者会見に出席。中断でも止まらなかった勢いについて「ラウンドの途中で中断になった。その時は天気はすごく良かったので、中断にはびっくりしました。ちょっと疲れていたので、いい休憩だと思って休んでいました」と明かした。

 さらに、今季3勝と好調の理由を問われると「コンディション的には去年の10月から、よりは良くない。それでも、いい状態になりつつあると思う。先週も最終日にいいプレーができましたし、今日もいいプレーができた。残り2日間もいいプレーができるように頑張りたい」と話し、意気込みも語った。

 また、日本での男子ゴルフ人気回復のためにもメジャー初制覇を果たしたいという崇高な使命感をたぎらせた。「日本で女子ゴルフほど男子ゴルフが人気になるために何が必要か。今週の優勝がその助けになるか?」と質問を受けると、こう語った。

「何が必要か。それはなんとも言えないところがありますが、僕がここでいいプレーをして、最終日にここに立っていることができるなら、それはすごく変わると思う。そうなるように僕は一生懸命、頑張ります」

 25歳は日本ゴルフ界を一身に背負い、残り2日間、日本人メジャー初Vという戦いに挑む。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集