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村田諒太、リング誌ミドル級格付けで4ランク上昇「再戦はムラタの最強を引き出す」

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太は、7月のリベンジマッチで、昨年敗れていたロブ・ブラント(米国)相手に2回2分34秒TKO勝ちを収め、王座奪還に成功した。米ボクシング専門誌「ザ・リング」では階級毎の格付け最新版を公表し、村田は9位から5位にジャンプアップ。実力者揃いのミドルで復権アピールに成功した。

村田諒太【写真:Getty Images】
村田諒太【写真:Getty Images】

リング誌のミドル級格付けで9位→5位に4ランクアップ

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太は、7月のリベンジマッチで、昨年敗れていたロブ・ブラント(米国)相手に2回2分34秒TKO勝ちを収め、王座奪還に成功した。米ボクシング専門誌「ザ・リング」では階級毎の格付け最新版を公表し、村田は9位から5位にジャンプアップ。実力者揃いのミドルで復権アピールに成功した。

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 スター揃いのミドル級で王座奪回の村田が華麗に躍進した。最新版格付け総括の特集では圧巻のリベンジマッチが高く評価されている。

「リョウタ・ムラタは7月12日の2ラウンドTKO勝ちで昨年10月に敗れたロブ・ブラントに復讐を果たした。すでに彼を倒した相手との対戦に自信を手にしたことだろう。なぜなら、リマッチは日本の五輪金メダリストの最強を引き出すから。だ」

 かつてダウンを奪いながら疑惑の判定で敗れたハッサン・エンダム(フランス)相手の再戦でも勝利していた村田の“リベンジ力”を高く評価。そして、ブラント相手に怒涛のラッシュを見せた村田が2ラウンドで当てた64発の強打は、1ラウンドあたりの数ではミドル級戦史上2位だったというデータも紹介している。

 一方で敗れたブラントは4位から10位に転落したミドル級戦線だが、タレントは充実。リング誌選定王者は2団体統一王者の“カネロ”ことサウル・アルバレス(メキシコ)。1位はゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、2位はカネロに敗れたダニエル・ジェイコブス(米国)、3位はWBO王者のデメトリアス・アンドラーデ(米国)、4位はWBC王者のジャーモール・チャーロ(米国)と、そうそうたる名前が並ぶ中で村田の名前も燦然と輝いている。

(THE ANSWER編集部)


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