前田健太、8勝目“自援護”の絶妙スクイズに米喝采「素晴らしいバントだ、マエダ!!!」
米大リーグのドジャース・前田健太投手は10日(日本時間11日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦で先発し、7回3安打無失点で8勝目をマーク。圧巻の快投もさることながら、打席でも魅せた。4回の第2打席で絶妙なスクイズを繰り出し、見事に成功。自らを助けるプレーとなった。米ファンも「素晴らしいバントだ、マエダ!!!」との声を上げている。
4回にセーフティースクイズで犠打野選を誘う、米ファン「実にナイスなバント」
米大リーグのドジャース・前田健太投手は10日(日本時間11日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦で先発し、7回3安打無失点で8勝目をマーク。圧巻の快投もさることながら、打席でも魅せた。4回の第2打席で絶妙なスクイズを繰り出し、見事に成功。自らを助けるプレーとなった。米ファンも「素晴らしいバントだ、マエダ!!!」との声を上げている。
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前田がバットでも魅せた。3-0とリードして迎えた4回1死一、三塁の好機で打席に立った背番号18。無失点と好投している自らを助けるためにも追加点が欲しいところ。その初球、さっと身をかがめた。左腕ヤングの88マイル(約141キロ)の動く速球に対し、バットを寝かし、丁寧に当てた。勢いを殺した打球が投手の前に転がった。
これを見て三塁走者のシーガーが本塁へ駆けた。追加点を与えたくないヤングは猛然とダッシュし、トスしたが一瞬早く、三塁走者が生還。スクイズを成功させた前田も一塁を駆け抜けた。絶妙なセーフティーバントが生んだ犠打野選。前田も一塁塁上でほっとした表情を浮かべ、貴重な4点目を奪った。
7回無失点と快投が際立っていたが、この日の出来からすれば“ダメ押し”ともいえる追加点を奪った前田の小技。ネット上では「素晴らしいバントだ、マエダ!!!」「マエダが実にナイスなバントを決めた」などと米ファンから称賛の声が上がった。5月31日(同6月1日)以来、実に72日ぶりの勝利となったが、攻守で存在感を発揮した。
(THE ANSWER編集部)