球審が勘違い? ベンチで“ただ座っていた選手”に退場 米波紋「審判学校に戻せ」
米大リーグにおいて、ベンチで“ただ座っていた選手”に球審が退場を宣告。退場となった選手が怒って猛抗議するという一幕があった。まさかの瞬間を米メディアが動画付きで公開。ファンに「あの選手は何も言ってない」「この審判は処分されるべき」「5日間の出場停止で」などと波紋を呼んでいる。
何も発言していない“無実選手”に退場宣告でファン物議「冗談じゃないよ!!」
米大リーグにおいて、ベンチで“ただ座っていた選手”に球審が退場を宣告。退場となった選手が怒って猛抗議するという一幕があった。まさかの瞬間を米メディアが動画付きで公開。ファンに「あの選手は何も言ってない」「この審判は処分されるべき」「5日間の出場停止で」などと波紋を呼んでいる。
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まさかの場面は9日(日本時間10日)に行われたブルージェイズ―ヤンキースの一戦で起きた。3-0とブルージェイズがリードした4回先頭トークマンの初球がストライクとなった直後、球審が一塁ベンチに向かって退場のジェスチャーを起こした。すると、ヤンキースのブーン監督が確認に飛び出し、誰が退場になったのかを確認。結果、ガードナーに対するものと分かった。
これに本人のガードナーが怒った。ベンチを飛び出し、球審に向かって激しい剣幕で食ってかかる。監督らが慌てて制止するが、収まらない。主審に面と向かって抗議を繰り返す。しかし、球審は毅然とした様子で聞き入れる様子はない。結局、根負けし、納得がいかない表情でガードナーはベンチに下がり、そのまま姿を消した。
なぜ、ここまで怒ったのか。現地中継の映像ではこの直前、ベンチから複数がグラウンドに向かって声を上げていた。この中に野次があった模様で、球審はこれを処分したとみられるが、ガードナーは一切、言葉を発しているように見えず、対象選手を“勘違い”した可能性が高い。無実のガードナーが腹を立てるのも無理はない。