渋野日向子をお手本に “楽しく速い”プレーを米記者絶賛「他のプロを感化できれば」
米女子ゴルフの海外メジャー最終戦・AIG全英女子オープンで優勝した渋野日向子(RSK山陽放送)。樋口久子(現LPGA顧問)以来、男女通じて42年ぶり史上2人目の海外メジャータイトル制覇という快挙を達成した。
米記者が渋野のプレースタイルを絶賛「キビキビとしたプレーは素晴らしい」
米女子ゴルフの海外メジャー最終戦・AIG全英女子オープンで優勝した渋野日向子(RSK山陽放送)。樋口久子(現LPGA顧問)以来、男女通じて42年ぶり史上2人目の海外メジャータイトル制覇という快挙を達成した。「スマイル・シンデレラ」として脚光を浴び、一躍時の人となった20歳について、米記者は笑顔を絶やさず、かつスピーディーなプレーについて、他のプロの模範となるべきだと称えている。
トレードマークの笑顔を絶やさず、コース上ではお菓子をもぐもぐ。チャーミングな姿は海外でもメディア、ファンを虜にした。一方でプレー面で高い評価を受けているのが、そのスピーディーなプレーについてだ。
米専門メディア「ゴルフ.com」では、アラン・シプナック記者が読者からの質問に答える企画を展開。渋野が楽しそうにプレーしていることについて問われると、同記者はこう答えている。
「ゴルフは楽しいものだ。シブノの喜びは人から人へと広がっていく。彼女のキビキビとしたプレーは素晴らしい。観客だけではなく、他のプロをインスパイアできればと思う。気難しいゴルフ選手たちは、もし態度や仕草がよりよくなれば、スコアも伴うということが分かるだろう」
プレーファーストの機運が高まるゴルフ界の中でも、際立った渋野のスピーディーなプレーについて高く評価し、ショットに時間をかけるベテラン選手たちも見習うべきだと指摘している。