渋野日向子、熱烈“アフロ侍”出現 舞台裏の奇抜マネジャーに英称賛「真の個性派」
米女子ゴルフの海外メジャー最終戦・AIG全英女子オープンで優勝した渋野日向子(RSK山陽放送)。海外メジャー制覇では1977年に全米女子プロを制した樋口久子(現LPGA顧問)以来、男女通じて42年ぶり2人目の快挙を達成し、一躍シンデレラガールとして注目が集まっている。笑顔満開のキャラクターが海外ファンのハートを射止めた裏で、歴史的Vを支えたマネジャーにも脚光。女子ヨーロピアンツアーは、公式ツイッターに「なんてレジェンドなんだ!」と動画付きで投稿し、称賛している。
笑顔のシンデレラの裏でマネジャーも奮闘「彼は笑わせることを怠らなかった」
米女子ゴルフの海外メジャー最終戦・AIG全英女子オープンで優勝した渋野日向子(RSK山陽放送)。海外メジャー制覇では1977年に全米女子プロを制した樋口久子(現LPGA顧問)以来、男女通じて42年ぶり2人目の快挙を達成し、一躍シンデレラガールとして注目が集まっている。笑顔満開のキャラクターが海外ファンのハートを射止めた裏で、歴史的Vを支えたマネジャーにも脚光。女子ヨーロピアンツアーは、公式ツイッターに「なんてレジェンドなんだ!」と動画付きで投稿し、称賛している。
コースロープの外に立つ鮮やかな青のアフロ頭でリュックを背負った男性。ソワソワとしたそぶりを見せながら、誰かに見せるように手にしたぬいぐるみを振っている。海外メジャーの大観衆の中でもひと際目立った存在。英国に熱烈なファンが出現!? いや、彼は渋野のマネジャーだった。
欧州女子ツアーは公式ツイッターに「予想を遥かに凌駕」と題して動画付きで投稿。「こちらはヒナコ・シブノのマネージャーのヒロシ。シブノを試合中に楽しくリラックスさせ続けるために、今週はファンシーな服装を着用していた」と説明した。
男性は渋野の所属先であるRSK山陽放送の職員。今大会にも同行し、ラウンド中の渋野に向かってコミカルな動きでリラックスさせようとしていたようだ。同ツアーは「なんてレジェンドなんだ!」と拍手の絵文字を添えて投稿。18ホールのコースロープ周りを歩けば、10キロほどにもなる。快挙を懸命に支えた姿を称賛した。
米専門メディア「ゴルフチャンネル」のランダール・メル記者も、ユニークなマネジャーに注目した。自身のツイッターに「ヒナコ・シブノのマネージャーは真の個性派」と記し、同じく青の派手なアフロヘアーをした袴姿の写真を投稿。「プレーヤーに帯同する際、彼は侍の服装を身にまとっていた」と右手にはおもちゃの刀、左手にはぬいぐるみを持って笑みを浮かべる写真を載せている。