「錦織の気持ち痛いほどわかる」 モンフィス、リオ五輪の雪辱で雄たけび爆発
男子テニスのロジャーズカップは、カナダのモントリオールでシングルス2回戦が行われ、世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)は同22位のガエル・モンフィス(フランス)に7-6、5-7、6-7で敗れた。2時間41分の激闘で、28本のウィナーをたたき込んだモンフィスの勝負強さがきらりと光った。
ロジャーズカップ2回戦で過去3戦全敗の錦織に大逆転勝ち「勇気と運が必要だった」
男子テニスのロジャーズカップは、カナダのモントリオールでシングルス2回戦が行われ、世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)は同22位のガエル・モンフィス(フランス)に7-6、5-7、6-7で敗れた。2時間41分の激闘で、28本のウィナーをたたき込んだモンフィスの勝負強さがきらりと光った。
同じ時間に始まったロジャー・フェデラー(スイス)の試合に注目が集まる中、この日のハイライトは錦織とモンフィスの一戦だった。ATPツアー公式サイトは、4度のマッチポイントをしのぐ大逆転劇を「ドラマチックなマッチポイントセーブ」と、速報で大きく報じた。
両者は過去に3回対戦し、錦織の全勝。だが、いずれも最終セットまでもつれる接戦を演じており、実力は紙一重だった。
この日も同様に、お互いの意地がぶつかりあう熱戦となった。試合を通して終始、錦織が主導権を握っていたが、土俵際でモンフィスが驚異的な粘りを発揮した。