まるで高校野球!? 投手がレフトから超絶レーザーに米騒然「こんなの見たことない」
米大リーグで総力戦となった延長15回に外野手が登板し、打たれた打球を左翼手で途中出場していた投手が処理し、本塁へレーザービームで補殺を記録するという珍事が発生。実際のシーンをMLBが動画付きで公開し、「こんなの見たことない」と米ファンを驚かせている。
前代未聞の本塁補殺、本職先発投手のベラスケスが総力戦で登板した外野手を救う
米大リーグで総力戦となった延長15回に外野手が登板し、打たれた打球を左翼手で途中出場していた投手が処理し、本塁へレーザービームで補殺を記録するという珍事が発生。実際のシーンをMLBが動画付きで公開し、「こんなの見たことない」と米ファンを驚かせている。
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長い歴史を持つメジャーリーグといえど、こんな珍事はそうそうないだろう。2日(日本時間3日)のホワイトソックス―フィリーズの一戦は延長戦に突入し、延長14回を迎えた。投手を7人投入していたフィリーズはこの回から外野手のクインをマウンドへ。しかし、1死二塁のピンチとされ、緩い77マイル(約123キロ)のボールをマキャンに左前へ運ばれた。
ついに勝ち越し点献上か。そう思った瞬間だ。レフトには2日前に先発登板し、この日直前に代走で途中出場していた投手のベラスケスがいた。しっかりとチャージして捕球すると、「ここは俺の仕事だ」と言わんばかりに右腕をぶん回す。放たれた矢のような送球はワンバウンドで捕手にストライク送球。間一髪で突っ込んできた二塁走者をアウトにしたのだ。
投手になった外野手を、外野手になった投手が救うという珍事。スタジアムも大盛り上がりとなった瞬間を、MLB公式インスタグラムは「ビンセント・ベラスケスがレフトでプレー。ホームで走者を刺殺」と題し、動画付きで公開。さすが投手と拍手を送りたくなるような場面に対し、目の肥えた米ファンもコメント欄で反響を寄せている。
(THE ANSWER編集部)