今季全休、そして復活へ… ジョコビッチはフェデラーの「逆襲ロード」を辿れるのか
男子テニスの世界ランキング4位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が右肘の負傷の影響により今年の残り全大会の欠場を決断した。英公共放送「BBC」は、かつてのウィンブルドン王者の見解として「再び強さを取り戻せるはずだ」と復活に太鼓判を押したことを報じている。
右肘痛で今季残りの全休発表、元全英王者は復活に太鼓判「再び強さを取り戻せるはず」
男子テニスの世界ランキング4位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が右肘の負傷の影響により今年の残り全大会の欠場を決断した。英公共放送「BBC」は、かつてのウィンブルドン王者の見解として「再び強さを取り戻せるはずだ」と復活に太鼓判を押したことを報じている。
昨年、全仏オープンを制し、生涯グランドスラムを達成したジョコビッチだが、2017年は苦難の連続だった。
1月の全豪オープンでは2回戦で当時世界ランキング117位のデニス・イストミン(ウズベキスタン)に金星を献上し、連覇を狙った全仏では準々決勝でドミニク・ティエム(オーストリア)に敗戦。過去3度の優勝経験があるウィンブルドンでもトマーシュ・ベルディハ(チェコ)戦で途中棄権し、右肘痛の影響を引きずり、結果が出せない状況が続いていた。
その状況もあって全米オープンを含む今年残りの大会の全休を決めたジョコビッチ。この判断について1987年のウィンブルドン覇者であるパット・キャッシュ氏は、復調への第一歩になると見解を述べている。
「精神的なリフレッシュ、彼自身がもう一度、熱意を、そして強さを取り戻すきっかけになる。我々は彼がどれほどタフで、アスリートとして優れているか知っているし、それを観たい」