桃田賢斗「応援のおかげ」 宿敵ギンティンを死闘の末撃破、連覇へあと2勝
激戦にスタンドは大盛り上がり、最後は抱擁交わし健闘称えあう
ファイナルゲームは、桃田がネット前から下がらず、得意のヘアピンでネットインを決めるなど中盤から抜け出した。終盤に再びギンティンの粘りにあったが、今度は17-15から4連続得点で突き放した。桃田は「応援のおかげで勝つことができた」と、声援を送った地元の観客に感謝を示した。激戦に、スタンドは拍手喝采。両選手は抱擁を交わし、互いの健闘を称えた。
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桃田は「ファイナルゲームは、相手もスピードを上げてラリーを切りに来ていた。果敢なネット勝負などが大きかったと思う。2ゲーム目は余力があって、動きも悪くなかったので決めに行こうと思ったが、相手の方が一枚上手。ファイナルは打たないのではなく、打てない状況だったけど、それでうまく相手のタイミングを外せた」と、どうにか勝ち切った試合を振り返った。
翌27日の準決勝では、サイ・プラニス(インド)と対戦する。疲労が残る中での試合となるが、2年連続の優勝を果たすためには負けられない。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)