16歳望月慎太郎、ウィンブルドン公式サイトも特集「ニシコリといくつかの共通項が…」
「避けられないケイ・ニシコリとの比較を引き出した」と2人の関係性に脚光
さらに、権威あるウィンブルドンは公式サイトでも望月を特集。「モチヅキがニシコリの指導に感謝」と題してレポートしている。記事では今大会の躍進とともに、日本のエース・錦織圭(日清食品)に姿を重ね、「スペイン人を決勝で効率的に61分間で破ったモチヅキは、避けられないケイ・ニシコリとの比較を引き出した」と新旧の逸材の関係性についてクローズアップしている。
錦織が勝利後にツイッターで祝福のメッセージを寄せたことを紹介。さらに「2人の日本人選手にはいくつかの共通項が存在する」とし、キャリアにおける類似点も指摘している。錦織は10代からフロリダに渡り、ソニー生命保険社長、日本テニス協会会長も務めた実業家・盛田正明氏の支援を受けたことを紹介。「モチヅキも似たような道を歩んだ」と16歳の足跡について記している。
そして、13歳で渡米した望月がIMGアカデミーで4年間トレーニングに励み、時には錦織と一緒に練習したことも伝えている。本人が「彼は本当に良い人です。アカデミーでたくさんのアドバイスをくれるんです。時には一緒に練習をします。彼からたくさんのことを学んでいます」と語ったことも紹介している。日本人男子初の快挙を達成し、16歳が一躍スポットライトを浴びていた。
(THE ANSWER編集部)