スカッグスへ捧ぐ― ノーノー達成後の追悼シーンに米感動「これこそが野球を特別に」
米大リーグ、エンゼルスは13-0でマリナーズに快勝。2人の投手で相手打線を無安打に抑える、MLB史上13度目の継投でのノーヒットノーランを達成した。後半戦初戦となった本拠地での一戦は、タイラー・スカッグス投手が急逝してから初のホームゲーム。追悼試合として選手全員が背番号「45」のユニホームを着用して試合に臨んでいたが、快挙の試合後には全員がマウンドに45番のユニホームを並べていくシーンを、MLBが公式ツイッターで動画付きで公開している。
全員が45番を背負ってプレー、試合後にユニホームをマウンドに並べるシーンが感動呼ぶ
米大リーグ、エンゼルスは13-0でマリナーズに快勝。2人の投手で相手打線を無安打無失点に抑える、MLB史上13度目の継投ノーヒットノーランを達成した。後半戦初戦となった本拠地での一戦は、タイラー・スカッグス投手が急逝してから初のホームゲーム。追悼試合として選手全員が背番号「45」のユニホームを着用して試合に臨んだが、快挙の試合後には全員がマウンドに45番のユニホームを並べていくシーンを、MLBが公式ツイッターで動画付きで公開している。
亡き友を心から弔った。試合後、選手たちはマウンドへ足を運び、次々とユニホームを脱いで、盛り上がった場所に並べていった。プレートを清める選手もいれば、天を仰ぎ思いを馳せる選手もいる。大谷も丁寧にユニホームを置いた。思い思いの方法で、スカッグスに別れを告げていた。
このシーンを、MLBは公式ツイッターで「タイラーへ捧ぐ」と哀悼の意を込めて動画で公開。すると、現地のファンも心を揺さぶられている様子だ。
「スポーツ史上最も素晴らしい瞬間」
「間違いなく今年のスポーツ界で最高の瞬間」
「信じられない夜、信じられない瞬間」
「私じゃなくてあなたが泣いてるんでしょ」
「これこそが野球を特別にするもの」
「美しい」
「冥福を祈ります、タイラー・スカッグス」
「鳥肌が立った」
「本当に悲しいことが起きてしまったけれど、これは私が今までスポーツを見てきた中で最も美しいものだ」
歴史に残る偉業を達成。追悼の白星の裏には、スカッグスからの後押しがあったのかもしれない。
(THE ANSWER編集部)