村田諒太、50秒の”魂のラッシュ”に海外も大興奮「ゴロフキンとの対戦見たい」
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチが、12日にエディオンアリーナ大阪で行われ、前王者・村田諒太(帝拳)が世界王座奪還に成功した。王者ロブ・ブラント(米国)に2回2分34秒TKO勝ち。昨年10月に米ラスベガスで行われた世界戦で1200発超のパンチを被弾し判定負けしていたブラントに雪辱し、9か月ぶりの再戦で村田健在を示した。2回ラウンドの“50秒間の魂のラッシュ”をトップランク社の公式ツイッターが動画つきで脚光。米ファンを興奮させている。
2回、激しいラッシュでブラントを沈める場面をトップランク社が動画で公開
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチが、12日にエディオンアリーナ大阪で行われ、前王者・村田諒太(帝拳)が世界王座奪還に成功した。王者ロブ・ブラント(米国)に2回2分34秒TKO勝ち。昨年10月に米ラスベガスで行われた世界戦で1200発超のパンチを被弾し判定負けしていたブラントに雪辱し、9か月ぶりの再戦で村田健在を示した。2回ラウンドの“50秒間の魂のラッシュ”をトップランク社の公式ツイッターが動画付きで脚光。米ファンを興奮させている。
地元・関西のファンを熱狂の渦に巻き込んだ。誰もが、こんな村田の姿を待っていた。魂のラッシュで沈めた2ラウンド。1分37秒、左右の連打でブラントに尻もちを突かせた村田。勝負はここだと見極めた。
猛然と前に出て左右の拳をぶつけていく。左ボディー、右アッパー、多彩なパンチを繰り出し、的確にブラントにヒットさせていく。頭をぶつけあっての打ち合い。ブラントも引かない。ダメージは誰が見ても明らかだったが、懸命に前に出て手を出す。しかし、続かない。そしてフィニッシュは村田の左のショートアッパーから、右のフック。王者がぐらついたところで、レフェリーは即座に試合を止めた。
両拳を掲げる村田。セコンドと抱き合い、喜びをあらわにした。50秒間の魂のラッシュ。334秒で、昨秋完封されていた王者にリベンジを果たしてみせた。