村田諒太に完敗 陥落ブラントは潔く称賛「彼がやるべき宿題をやったということ」
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチは12日、エディオンアリーナ大阪で行われ、前王者・村田諒太(帝拳)が王者ロブ・ブラント(米国)に2回TKO勝ち。王座奪回に成功した。昨年10月の世界戦で勝利していたブラントは陥落。試合後、「彼がやるべき宿題をしっかりやったということ」と振り返り、潔く完敗を認めた。
完敗認めたブラント、再々戦に意欲「3回目があってもいいと思う」
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチは12日、エディオンアリーナ大阪で行われ、前王者・村田諒太(帝拳)が王者ロブ・ブラント(米国)に2回TKO勝ち。王座奪回に成功した。昨年10月の世界戦で勝利していたブラントは雪辱を許して陥落。試合後、「彼がやるべき宿題をしっかりやったということ」と振り返り、潔く完敗を認めた。
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村田の気迫の前に為す術もなかった。2回、猛烈なラッシュに防戦一方となったブラント。最後はTKO負けで散った。試合後は「スタートはいい流れだった。力強い展開」と振り返った上で「ただ、パンチの応酬の中で効いたものがあってリカバーできなかった。彼がやるべき宿題をしっかりやったということ」と村田を称えた。
序盤からKOのプランがあったのか問われると「NO」と返答。「KOは結果から生まれるもの。序盤から攻めすぎたのがミス。そういう動きの中で村田が優位に戦略として生かしたのが敗因」と語った。
一方で、再戦について意欲を示した。ブラントは「ぜひ、戦いたい。今回はレフェリーの正しい判断で大けがの前に止めてもらった。痛みもそこまでないし、そこまで体も傷んでいない」と話し、さらに「4か月、今回のミスを払拭するために、3回目があってもいいと思う」と言及。1勝1敗となった村田との再々戦を希望した。
(THE ANSWER編集部)