白鵬、歴代最多タイ1047勝! 魁皇に並ぶ 初土俵から98場所でスピード達成
大相撲名古屋場所12日目は20日、横綱・白鵬が玉鷲を下して11勝1敗とし、元大関・魁皇が持つ歴代最多勝利記録の通算1047勝に並んだ。13日目の高安との一番で歴代単独1位に挑む。
平成の大横綱が偉業…玉鷲に貫禄勝ち、初土俵01年3月場所の初勝利から17年目
大相撲名古屋場所12日目は20日、横綱・白鵬が玉鷲を下して11勝1敗とし、元大関・魁皇が持つ歴代最多勝利記録の通算1047勝に並んだ。13日目の高安との一番で歴代単独1位に挑む。
平成の大横綱が、日本の相撲史の最高峰に名前を刻んだ。
白鵬は玉鷲に力の差を見せつけ、今場所11勝目を挙げた。10日目に10連勝で元横綱・千代の富士を抜き、歴代単独2位に浮上していたが、11日目に御嶽海に苦杯。夏場所から続く連勝は25でストップしたが、歴代1位タイの1047勝に到達。初土俵の01年3月場所で初勝利を挙げてから、98場所でのスピード大偉業となった。
白鵬はモンゴル出身の32歳。07年5月場所で第69代横綱への昇進を決め、以来、絶対的な強さを誇り、幕内最高優勝38回をマークしている。記録更新をかけ、39度目の優勝を狙う今場所も首位を走る。白鵬にとっては、ここはまだ通過点に過ぎない。
13日目の高安戦で一気に単独トップに躍り出る。