女子ゴルフ吉田鈴、初のトップ5入りの裏に姉の言葉 「今朝、メッセージが…」平常心を崩さず
国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が12日、埼玉・石坂GC(6580ヤード、パー72)で開催された。2位で出た吉田鈴(大東建託)は、1バーディー、2ボギーの73で回って通算6アンダーとし、5位で終えた。悲願のツアー初優勝はつかめなかったが、自身にとって初のトップ5入りと今季3度目のベストルーキー賞を前向きにとらえた。そして、スタート前にアドバイスのメッセージをくれたツアー4勝を誇る姉の吉田優利(エプソン)への感謝を口にした。

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日
国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が12日、埼玉・石坂GC(6580ヤード、パー72)で開催された。2位で出た吉田鈴(大東建託)は、1バーディー、2ボギーの73で回って通算6アンダーとし、5位で終えた。悲願のツアー初優勝はつかめなかったが、自身にとって初のトップ5入りと今季3度目のベストルーキー賞を前向きにとらえた。そして、スタート前にアドバイスのメッセージをくれたツアー4勝を誇る姉の吉田優利(エプソン)への感謝を口にした。
ホールアウトした吉田は、下を向かずに取材対応した。
「ショットが良くて、パットがもう少しみたいな。本当にそんな1週間でした」
首位に1打差からのスタート。「緊張感はかなりありましたか」の問いには、正直に「ありましたね。普段のラウンドと違って、優勝も意識しながらだったので。ただ、そんな中でも普段のプレーに近づけはしました」と返した。
1番パー5では、グリーン手前ラフからの第3打が強く入って反対側の斜面へ。そこからのアプローチを寄せてパーセーブはしたものの、チャンスホールでバーディーを奪えず、波には乗れない状態が続いた。
それでも、心を静められたのは米女子ツアーを主戦場とする姉からのアドバイスがあったからだ。
「今朝、メッセージが届きました。『前半はガソリンあっためる感じで、後半はガッと行こうね』みたいに言ってくれたんです。その辺のことは本当に姉がよく知っていると思うので、言葉をもらえて良かったです」
姉の言葉通り、12番パー5では第3打をピン1メートルにつけて首位に迫るバーディーを奪った。だが、14番パー4をボギーにして、「ガッ」とはいけなかった。それでも、ポジティブな言葉を並べた。
「ゆっくり振って球を遅らせるようなアプローチの練習はしているんですけど、やっぱり試合になるとちょっと強く入っちゃう部分もありました。でも、私はトップ5に入ったことがない状態だったので、『渋野(日向子)さんみたいに、いきなり優勝する人はいないかな』と思っていたので自分に期待しすぎず、『トップ5以上』とは思っていました。一個一個の目標をクリアできたことは、すごく良かった点かなと思います」
そして、今大会で今季3度目となる「ベストルーキー賞」(2024年、25年プロテスト合格者が対象)を獲得。取材陣から「賞金100万円ですもんね」と振られると、「はい。うれしいですね」と声を弾ませた。
アマチュア時代からエリート街道を歩んだ姉とは違い、プロテストも4度目の挑戦で合格した。だが、昨季はメルセデス・ランキング51位で準シード。今季は6試合を終えて同23位につけている。そして、今大会で手にした自己最高位5位を自信に、次戦からは「それ以上」を目指していく。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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