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涙のTKO勝ち那須川天心が感謝した「漫画のような人」 培った根性、気合…「泣くな!」強い信頼関係

ボクシングのWBC世界バンタム級2位の那須川天心(帝拳)が12日、同級1位の元2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)との同級挑戦者決定戦から一夜明け、都内の所属ジムで会見した。前夜は両国国技館で9回終了TKO勝ち。タッグを組んだ葛西裕一トレーナーについて思いを語った。

一夜明け会見を行った那須川天心【写真:澤田直人】
一夜明け会見を行った那須川天心【写真:澤田直人】

那須川天心が一夜明け会見

 ボクシングのWBC世界バンタム級2位の那須川天心(帝拳)が12日、同級1位の元2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)との同級挑戦者決定戦から一夜明け、都内の所属ジムで会見した。前夜は両国国技館で9回終了TKO勝ち。タッグを組んだ葛西裕一トレーナーについて思いを語った。

 充足感に満ちた爽やかな表情で登場した。会見の冒頭で熱戦を振り返り「自分の中でも、選手としてもですし、一人の男として成長できた一日だった」と実感を口にした。続けて「エストラダ選手という偉大な選手がいたからいい試合ができた。感謝しかない」と対戦相手への敬意も忘れなかった。

 那須川は昨年11月、現同級王者・井上拓真(大橋)を相手に世界初挑戦した。ボクシング転向8戦目でスピード戴冠を目指したが判定負け。格闘技キャリア55戦目で初黒星を喫した。敗戦後は3日ほどで練習を再開。キックボクシング時代に指導を受けた葛西氏のジムや、父・弘幸氏が運営する「TEPPEN GYM(テッペンジム)」でもトレーニングを積んでいた。

 エストラダ戦後、リング上では、感極まる那須川に対し「泣くな!」と葛西氏の檄が飛んでいた。大舞台で師弟の信頼関係が垣間見えた瞬間だった。

 元帝拳ジムのトレーナーでもある葛西氏とのタッグは継続する予定だという。「技術面というよりは根性、気合。ニュアンスで伝えてくれる。葛西さんは漫画から出てきたような人で、ずっとかっこいい。一つひとつがセリフに聞こえる。僕もそういう感覚があるので入ってくるのも大きい」と信頼を寄せた。

 その上で「僕の父親だったり、帝拳ジムのトレーナーだったり。色んな方に支えられた試合。サポートしてくれる人がいないと」と感謝を口にした。「色んな事を言われると頭がこんがらがる人がいるじゃないですか。僕は取捨選択できる。色んな人の意見を聞きながら、今後のスタイルに取り入れていこうかなと思っています」と更なる進化を見据えた。

 さらに両国国技館に集まったファンについても言及し、「会場の熱がよかった。キック時代の雰囲気でした」と振り返った。

 那須川は大一番を制し、5月に行われる井上と井岡一翔(志成)の勝者への挑戦権を獲得した。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)



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