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逆輸入ボクサー秋次克真「生き様を見せられた」 17歳で単身渡米…体に名を刻む最愛の家族へ、捧げた凱旋10R

判定負けした秋次(右)【写真:山口比佐夫】
判定負けした秋次(右)【写真:山口比佐夫】

両親が観戦 父「もう感動しました」母「良い試合でした」

 和歌山市出身の28歳。17歳で単身渡米し、ビザの関係で一度帰国した後、19歳で再び海を渡った。20歳の成人式以来8年ぶりに帰国し、戦った試合。リングサイドでは日本にいる最愛の家族が試合を初観戦した。

 左腕に父・寛さん、首筋に母・照美さん、右腕に兄・亮河さんの名前をタトゥーで刻むほど、思いは強い。「8年かかって試合できたことは親孝行じゃないですけど……。自分の生き様を見せられた。ただ勝利を見せたかったです」と悔しさを滲ませつつ清々しい表情を見せた。

 父の寛さんは「負けてしまいましたけど、もう感動しましたよ」と息子の活躍を誇らしげに語った。「行くと思っていたので送り出しました」と渡米を振り返る母の照美さんは、プロとなってから初めて観戦。「良い試合でした」と目を細めた。

 2018年に米国でプロデビューして以来、金銭面やマッチメークの面で苦労してきたが、これまで14戦全勝だった。前WBC&IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(M.T)や、元WBC世界フェザー級王者マーク・マグサヨ(フィリピン)とスパーリング経験があり、実力と自信をつけてきた。

 今後については「調整から、自分のボクシングを見つめ直したい」と力を込める。凱旋試合のリベンジにも「もちろんやりたい」と前向きだった。

 相手のカルデロンは昨年11月の前戦で、増田陸(帝拳)に負傷判定で敗れていたが、再起戦で勝利を掴んだ。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)



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