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逆輸入ボクサー秋次克真「生き様を見せられた」 17歳で単身渡米…体に名を刻む最愛の家族へ、捧げた凱旋10R

ボクシングのバンタム級ノンタイトル10回戦が11日、東京・両国国技館で行われ、BF世界同級5位・秋次克真が、元世界同級ランカーのホセ・カルデロン(メキシコ)に0-2(94-96×2、95-95)で判定負けした。米ロサンゼルスに拠点を置く、逆輸入ボクサー。初の日本のリングは苦いデビュー戦となった。戦績は28歳の秋次が14勝(4KO)1敗、22歳のカルデロンが15勝(6KO)3敗。

秋次(左から3人目)の試合を初観戦した両親らと【写真:澤田直人】
秋次(左から3人目)の試合を初観戦した両親らと【写真:澤田直人】

秋次克真VSホセ・カルデロン

 ボクシングのバンタム級ノンタイトル10回戦が11日、東京・両国国技館で行われ、BF世界同級5位・秋次克真が、元世界同級ランカーのホセ・カルデロン(メキシコ)に0-2(94-96×2、95-95)で判定負けした。米ロサンゼルスに拠点を置く、逆輸入ボクサー。初の日本のリングは苦いデビュー戦となった。戦績は28歳の秋次が14勝(4KO)1敗、22歳のカルデロンが15勝(6KO)3敗。

 堂々の凱旋10ラウンドだった。初回から果敢に攻めたサウスポーの秋次は挨拶代わりの素早いコンビネーションを浴びせ、会場をどよめかせた。2回は偶然のバッティングで、カルデロンが右眉尻をカット。チェックが入った。終盤に秋次は相手をコーナーに追い込み、強烈な左フックをヒットさせた。

 3回はディフェンスで見せつけた。ロープを背にしながら戦い、左右のフックをギリギリでかわした。変わらず攻勢に出たが、タフなカルデロンに粘られ被弾も増えた。

 膠着状態が続いたが、8回は互いのパンチが激しく交錯。アッパーを食らい、顎を突き上げられた。9回、初の日本開催ながら会場では「克真」コールが起きた。最終10回は、力を振り絞り猛攻に出たが、押し切ることができず。最後はクリンチで耐えるのみとなった。

 決着は0-2で判定負け。結果を聞いた秋次はうなずきながら悔しそうな表情を浮かべた。声援をくれたファンに感謝を伝え、リングを後にした。

「自分にがっかりしています」

 試合後の会見、悔しさを隠さない秋次は「カルデロン選手が強かったです。相手を削る途中で中盤から足が重くて手が出なかった」と唇を噛んだ。

 初めての日本開催。両国国技館に集まった多くのファンからエールが送られ、ホームの雰囲気に。「ここまでの声援を送られたことがなかったのでうれしかった。正直上がっていまたね」と感謝と反省。「でもうれしかった」としみじみと繰り返した。

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