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那須川天心「一生懸命生きている男の姿を見て」 賛否渦巻く神童「崖っぷち」の再起戦に覚悟

ボクシングのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)挑戦者決定戦が11日に、東京・両国国技館で行われる。10日は都内で前日計量が実施され、同級2位の那須川天心(帝拳)が53.5キロ、同級1位の元2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)が53.3キロでそれぞれパスした。那須川は「一生懸命生きている男の姿を見てほしい」と意気込んだ。

前日計量をパスして撮影に応じる那須川天心【写真:山口比佐夫】
前日計量をパスして撮影に応じる那須川天心【写真:山口比佐夫】

WBC世界バンタム級挑戦者決定戦

 ボクシングのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)挑戦者決定戦が11日に、東京・両国国技館で行われる。10日は都内で前日計量が実施され、同級2位の那須川天心(帝拳)が53.5キロ、同級1位の元2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)が53.3キロでそれぞれパスした。那須川は「一生懸命生きている男の姿を見てほしい」と意気込んだ。

 覚悟を胸にリングに上がる。那須川はエストラダと対面し、約8秒にらみ合った。「やっぱり強そうだなと思いますよ。非常にいい顔をしていました」。強敵に敬意を示した上で「『俺もやってやるよ』という気持ちがある」と力を込めた。

 前戦は昨年11月に現同級王者・井上拓真(大橋)を相手に世界初挑戦。ボクシング転向8戦目でスピード戴冠を目指したが判定負け。格闘技キャリア55戦目で初黒星を喫した。

 初の再起戦を迎えるにあたり「色んな困難や苦労は乗り越えてきた。やるべきことはやったので。腹の座った、覚悟決まった男が、強い相手の前で、どれだけのパフォーマンスができるかというところを見てもらいたい」と呼びかけた。

 敗れれば連敗となり「ギリギリの状態」と自覚している。「ずっと岐路ではあるし、ずっと崖っぷちでもある。強くなることだけを思いながら生きてきました」と振り返る。

 ファンとアンチ。支持を集める一方で厳しい声も後を絶たない。「僕を見て初めてボクシングを知った人。そうじゃない昔からボクシングを見ている人。刺さる人には刺さっていると思う。分かってもらえる人に分かってもらえればいいんで」と受け止める。その上で「一生懸命生きている男の姿を見てほしい」と真っすぐな思いを口にした。

 那須川はエストラダに勝てば、5月に行われる井上拓真―井岡一翔(志成)戦の勝者への挑戦権を獲得する。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)



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