2位で2761万円ゲットも逃したチャンス 超高額ツアーに興味なし…34歳・木下稜介が目指す高み【男子ゴルフアジアンツアー】
男子ゴルフアジアンツアーのインターナショナルシリーズ・ジャパン最終日が5日、千葉・カレドニアンCC(7126ヤード、パー71)で開催された。14位で出た木下稜介(AKRacing)が10バーディー、2ボギーの63で回って通算14アンダーとし、2位で終えた。ホールアウト時点では首位タイでプレーオフ(PO)に備えていたが、後続のトラビス・スマイス(オーストラリア)が最終18番パー5でイーグルを決めて通算15アンダーで優勝。まさかの結果だったが、国内ツアー高額賞金大会での優勝に相当する2761万800円を獲得した。

インターナショナルシリーズ・ジャパン最終日
男子ゴルフアジアンツアーのインターナショナルシリーズ・ジャパン最終日が5日、千葉・カレドニアンCC(7126ヤード、パー71)で開催された。14位で出た木下稜介(AKRacing)が10バーディー、2ボギーの63で回って通算14アンダーとし、2位で終えた。ホールアウト時点では首位タイでプレーオフ(PO)に備えていたが、後続のトラビス・スマイス(オーストラリア)が最終18番パー5でイーグルを決めて通算15アンダーで優勝。まさかの結果だったが、国内ツアー高額賞金大会での優勝に相当する2761万800円を獲得した。
木下はPOを想定し、パット練習をしている間に優勝を逃したことを知った。
「見てはいなかったのですが、歓声が聞こえました。飛ばす選手ですし、『可能性は全然あるな』とは思っていました。(18番の)ピンポジションも、イーグルが出やすい状況だったので。まあ、(トラビスが)素晴らしいチャージでした」
その上で、15番パー4ではバーディーパットのボールがカップの縁で止まったことを振り返り、「10秒ぐらい待ったんですけど」と悔しがった。だが、16番パー4からは3連続バーディー。18番では2オンに成功し、2.5メートルのバーディーパットはカップの右側から入れた。瞬間、両ひざをグリーンについて空を見上げた。この時は首位タイに並んだことで歓喜。観客の「よく入れた」の声には、ガッツポーズで応えていた。
勝っていれば、優勝賞金36万ドル(5745万6000円=1ドル159.60円で換算)を獲得できた。昨季、木下が国内ツアーで稼いだ5996万2734円に近い額を1試合で手にできていた。それよりも、優勝によって得られるアジアンツアーのメンバー入りから視野に入る欧州ツアー出場権獲得、米ツアーへの道を逃したことを残念がった。今大会をはじめとするアジアンツアーのインターナショナルシリーズ8試合で獲得ポイントランキング上位3人は、超高額賞金大会ばかりのLIVゴルフへの出場資格も獲得できる。同ツアーがLIVから支援を受けているからだ。だが、木下はそこに興味を示さなかった。
「自分はPGA(米ツアー)を目指しているので」
その後に「3日目、最終日はいいプレーができたので、すごく自信になりますし、来週からの国内ツアー開幕に向けて、いい弾みがついたかなと思います」と言い、前を向いた。男子プロとしては、働き盛りの34歳。木下は自分の可能性を信じて前を向き続ける。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)








