前半戦ラストにまさか… 捕手昏倒の“危険タックル”に米賛否「意図的」「事故だ」
米大リーグは前半戦が終了し、オールスターを迎えるが、最終戦で起きた“危険タックル”が波紋を呼んでいる。犠牲フライで本塁へ突っ込んだ三塁走者が、捕手に真正面から激突。ぶつかった捕手は意識が朦朧とし、そのまま負傷退場する事態となった。まさかの瞬間を米メディアが動画付きで公開すると、ファンは「これは意図的だ」「アクシデントだ」と賛否が分かれている。
ア軍マリスニックがエ軍ルクロイに激突で波紋「酷いプレー」「誰のせいでもない」
米大リーグは前半戦が終了し、オールスターを迎えるが、最終戦で起きた“危険タックル”が波紋を呼んでいる。犠牲フライで本塁へ突っ込んだ三塁走者が、捕手に真正面から激突。ぶつかった捕手は意識が朦朧とし、そのまま負傷退場する事態となった。まさかの瞬間を米メディアが動画付きで公開すると、ファンは「これは意図的だ」「アクシデントだ」と賛否が分かれている。
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前半戦のラストに痛々しいプレーが起きた。7日(日本時間8日)、アストロズが本拠地にエンゼルスを迎えた一戦。同点の8回1死満塁の攻撃の場面だ。打者スプリンガーが飛球を放ち、右翼手のカルフーンが捕球。微妙な距離だったが、三塁走者マリスニックが思い切り良く、本塁へ突入した。返ってきたボールを捕手のルクロイが際どいタイミングで捕球しようとした瞬間だ。
やや三塁側に逸れた送球を捕ろうとしたルクロイに対し、マリスニックが真正面から激突。激しく突き飛ばされたルクロイはそのまま仰向けに倒れ、こぼれたボールに反応することすらできない。手足こそわずかに動かしているが、意識が朦朧としている様子だ。慌てて駆け寄ったスタッフが安静にする体勢を取り、処置を行った。マリスニックも側で心配そうに見つめるばかりだ。
結局、担架で負傷退場。拍手で送られた。危険な走塁として判定は覆ってアウトとなったが、なんとも痛ましいシーンとなった。このプレーを巡ってはエンゼルスのオースマス監督は試合後、マリスニックに処分を求める怒りの談話を発表するなど賛否が沸き起こっていたが、その後、走者のマリスニックが自身のツイッターでコメントを出した。