八村塁を監督はどこで使う? 元番記者に聞く、ドラ1の起用法「PFの可能性もある」
米プロバスケットボール(NBA)のサマーリーグで実戦デビューを果たしたウィザーズの八村塁。ルーキーイヤーの今季はスコット・ブルックス監督はどのような起用法をするのか。NBA取材歴20年、ウィザーズ取材6年間という地元の熟練記者に、デビュー戦を現地取材した「THE ANSWER」編集部が直撃。同記者は「Rui Hachimura」の1年目成功の2つの鍵を指摘した。
NBA取材歴20年の現役記者を直撃、1年目成功の鍵に挙げた2つのポイント
米プロバスケットボール(NBA)のサマーリーグで実戦デビューを果たしたウィザーズの八村塁。ルーキーイヤーの今季はスコット・ブルックス監督はどのような起用法をするのか。NBA取材歴20年、ウィザーズ取材6年間という地元の熟練記者に、デビュー戦を現地取材した「THE ANSWER」編集部が直撃。同記者は「Rui Hachimura」の1年目成功の2つの鍵を指摘した。
6日(日本時間7日)に行われた初戦のペリカンズ戦で14得点、5リバウンド、1アシスト、2ブロックで84-79の勝利に貢献した八村。続く8日(同9日)のネッツ戦は試合こそ敗れたが、2戦連発のダンクを含め19得点、7リバウンド、1スティール、1ブロックと活躍した。注目の中でスタートを切った八村を現地記者はどう見るのか。初戦のペリカンズ戦の試合会場で直撃した。
「ルイにはとにかく時間が必要だ。ウィザーズのシステムに適応することが肝要だ。ブルックス監督については私は、オクラホマ・シティ、DCでずっと取材してきたが、彼はベテランを重宝する。経験を重要視するんだ」
こう語ったのは、米地元紙「インディ・スター」のJ・マイケル・ファルゴースト記者だった。ここ2年間はペイサーズの番記者を務め、その前の6年間はウィザーズの番記者を担当。ブルックス監督は荒削りなルーキーより計算できるベテランを重視し、新人が多くのプレー時間を手にすることは少ないというが、八村は例外が待つ可能性があるという。
「ジョン・ウォールが今季もプレーできないかもしれないウィザースはプレーオフ進出を目指すチームではない。だから、ウィザーズは今季は育成の年と割り切るかもしれない。もしかすると、ルイのような若手はより多くのプレー時間を手にすることができる可能性もある。どんなチームにするのか、レギュラーシーズンを見極めの時期にするのかもしれないね」