桃田、奥原ら坂道ダッシュ バド日本代表合宿開始、朴HCが檄「1番になれないのか?」
夏から本格化する五輪レースを戦うバドミントン日本代表が4日、富山県高岡市で合宿を開始した。午前は、竹平記念体育館で1329人の観衆が見守る中、素走りや素振り、ノックなどに取り組んだ。5月の男女混合国別対抗戦スディルマンカップで日本チームの主将を務めた男子ダブルスの嘉村健士(トナミ運輸)は「雰囲気が良く、みんな気合いが入っていた。良いプレーをすると応援してもらえるので、また良いショットを見せようと力が入っていたように感じた。みんなで声を出して、身体をいじめ抜いて、良い試合ができるように頑張りたい」と話し、充実した表情を見せた。
五輪レース本格化を前に富山で合宿開始、園田「フィジカルは重要」
夏から本格化する五輪レースを戦うバドミントン日本代表が4日、富山県高岡市で合宿を開始した。午前は、竹平記念体育館で1329人の観衆が見守る中、素走りや素振り、ノックなどに取り組んだ。5月の男女混合国別対抗戦スディルマンカップで日本チームの主将を務めた男子ダブルスの嘉村健士(トナミ運輸)は「雰囲気が良く、みんな気合いが入っていた。良いプレーをすると応援してもらえるので、また良いショットを見せようと力が入っていたように感じた。みんなで声を出して、身体をいじめ抜いて、良い試合ができるように頑張りたい」と話し、充実した表情を見せた。
男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)らは、ノックで汗を流した。初日から体力を試される展開となり、男子ダブルスの保木卓朗(トナミ運輸)は、休憩明けにマレーシア人のタン・キムハーコーチから「シュウゴウ!」と声をかけられると、思わず「(練習は)フィニッシュ?」とジョークで返答。選手は口々に「足が言うことをきかない」、「最終日まで身体がもたない」と苦笑いを浮かべていた。
午後は、市内で3キロ弱の坂道をランニング。先頭でゴールしたのは、男子シングルスの西本拳太(トナミ運輸)で、桃田は3番手。女子の先頭は、奥原希望(太陽ホールディングス)だった。坂道ダッシュは何本も繰り返し行われ、日本代表の朴柱奉ヘッドコーチは「1番になれないのか? 無理じゃない。できる。韓国代表も1週間、砂浜で走り込みをしたと聞いている。日本は、山だ。頑張れ」と檄を飛ばした。日本代表は、4日間の高岡合宿でフィジカル強化を中心に取り組み、8日からは東京で合宿を続ける。嘉村とペアを組む園田啓悟は「フィジカルは、重要。みんなで盛り上げて乗り切りたい」と意気込みを語った。