コールマン、五輪王者撃破の今季最高「9秒81」に海外絶賛「世界の短距離界トップに」
陸上の日本選手権はサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が100、200メートル2冠を達成し、大いに盛り上がったが、同じ週末に米国で沸かせたのが、クリスチャン・コールマン(米国)だ。ダイヤモンドリーグ第7戦で今季世界最高となる9秒81で優勝。現地ファンを沸かせた。実際のシーンを大会公式ツイッターが動画付きで公開し、海外メディアも「米国と世界のスプリント界のトップに立った」「綺羅星のごとくスターが居並んだ大会で燦然と輝き」と絶賛している。
ガトリン寄せ付けず、サニブラウン躍動の全日本の裏側で圧巻の走り披露
陸上の日本選手権はサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が100、200メートル2冠を達成し、大いに盛り上がったが、同じ週末に米国で沸かせたのが、クリスチャン・コールマン(米国)だ。ダイヤモンドリーグ第7戦で今季世界最高となる9秒81で優勝。現地ファンを沸かせた。実際のシーンを大会公式ツイッターが動画付きで公開し、海外メディアも「米国と世界のスプリント界のトップに立った」「綺羅星のごとくスターが居並んだ大会で燦然と輝き」と絶賛している。
この男が今季の短距離戦線の主役だ。号砲とともに抜群のスタートで飛び出したコールマン。一気にリードを奪うと、向かい風0.1メートルの条件もなんのその。隣のジャスティン・ガトリン(米国)らを寄せつけることなく、ゴールへ。マークしたタイムは9秒81。自身の今季世界最高記録となったが、本人は涼しい顔だ。歓声を受け、両手を広げて応えた。
175センチと小柄ながら圧巻の強さを発揮した実際のシーンを、ダイヤモンドリーグ公式ツイッターは動画付きで公開。陸上ファンに驚きを与えていたが、海外メディアも続々反応。米スポーツ専門局「NBCスポーツ」は「世界王者のガトリンを初めて破り、コールマンは米国と世界のスプリント界のトップに立った」と報じている。
自身の今季世界最高を0秒04上回り、17年からの3年すべてで9秒85を切った唯一の選手であることも紹介。「リオデジャネイロ五輪で6位だった選手は急成長を遂げている」と高く評価している。また、五輪専門サイト「オリンピックチャンネル」も「クリスチャン・コールマンがプレフォンテーン・クラシックで力を見せてゴール」と特集している。
「クリスチャン・コールマンが、綺羅星のごとくスターが居並んだプレフォンテーン・クラシックで、燦然と輝きを放った」と紹介。コールマンがアテネ五輪金メダリストのガトリンに初めて勝ったことも伝えている。サニブラウンが出場内定した世界陸上でも優勝候補の本命となりそうだ。
(THE ANSWER編集部)