「マツヤマを見てはいけない」 松山のストイックすぎる“ショット後”に米紙注目
海外男子ゴルフのメジャー大会、全英オープン(英国サウスポート)で四大メジャー初制覇を狙う松山英樹(レクサス)の“ストイックぶり”がアメリカで話題になっている。米紙「ニューヨーク・タイムズ」電子版は、「グッドショット? 彼のリアクションからは分からない」というタイトルで報じている。
反比例する表情とショット精度…「マツヤマは自身に対する最も厳しい批評家だ」
海外男子ゴルフのメジャー大会、全英オープン(英国サウスポート)で四大メジャー初制覇を狙う松山英樹(レクサス)の“ストイックぶり”がアメリカで話題になっている。米紙「ニューヨーク・タイムズ」電子版は、「グッドショット? 彼のリアクションからは分からない」というタイトルで報じている。
20日に開幕する全英オープンの優勝候補の一角に推される松山。同紙はその意識の高さについてこう評している。
「ヒデキ・マツヤマは自分自身に対する最も厳しい批評家だ」
わずかなズレも許すことができないのだろう。ショットを放った後の松山のリアクションを見ると、まるでミスショットのような落胆ぶりや渋い表情を示すシーンが見受けられる。しかし、実情は少々異なるようだ。
記事では、スペイン人ゴルファーのゴンサロ・フェルナンデスカスターニョが「(松山のリアクションを見ると)みんな思うんだ。このボールはどこに飛んだんだよ、と。実際にはフェアウェイのど真ん中やピンのそばにつけているんだ」と証言。同紙も「25歳の日本人ゴルファーが問題ありのショットとして首を傾げる。それは美しい一打なのに」と記している。