MLB欧州初上陸、英メディアはどう伝えた? 「ファンは注意を、これは典型ではない」
田中の乱調にも言及「彼は球場の至る所に打たれた」
5万9659人の観衆が詰めかけ、大いに盛り上がったが、記事によると「チケットの70%は英国内で買われたが、多くが米国訛りだった」と米ファンによる購入が大半を占めたであろうこと、さらに「メディアデスクは米国人で埋め尽くされ、内野の土、340トンは米国から来た」とも報じている。
「レッドソックス先発投手のリック・ポーセロは打者1人をアウトにし降板させられる、冷遇に苦しんだ。理想としては、先発は5~6イニングを投げ、時として9イニングもある。しかし、彼だけではない。ヤンキースのマサヒロ・タナカもだ。彼は球場の至る所に打たれた」
さらには普段は野球を見慣れないファンへ向け、両チームの先発が1回持たずに降板するという異例の事態だったことも紹介していた。
英公共放送「BBC」も「MLBロンドンシリーズ:大量得点、ニューヨーク・ヤンキースがボストン・レッドソックスを下す」の見出しで報道。試合の結果とともに、ハリー王子とメーガン妃が観戦に訪れたことも伝えている。
そして記事では、ブーン監督は「彼らは優秀な打者たちの素晴らしいプレーや素晴らしい守備を目の当たりにした」「しかし、毎試合30得点も出る訳ではないと、再認識させなければ」などとコメント。ド派手な打ち合いを演じた次戦は、締まった試合を見せることを約束していた。
(THE ANSWER編集部)