大谷翔平、“巧みの内角打ち”に現地解説者が賛辞連発「いやぁ、彼は本当に力強い」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地でのアスレチックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。第2打席で10号弾を中堅左に叩き込んだ。昨年の22本塁打に続き、2年連続2ケタ本塁打に到達したシーンに現地の実況席も大興奮。解説を務めた球団OBのマーク・グビザ氏も賛辞を連発していた。
本拠地実況席も大興奮、解説のグビザ氏「どうすればあのボールを本塁打に…」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地でのアスレチックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。第2打席で10号弾を中堅左に叩き込んだ。昨年の22本塁打に続き、2年連続2ケタ本塁打に到達したシーンに現地の実況席も大興奮。解説を務めた球団OBのマーク・グビザ氏も賛辞を連発していた。
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投手からすると、あのボールを打ち返されたのだからお手上げだろう。1点リードの3回1死一塁での第2打席だ。カウント1-1からの3球目、内角ひざ元への難しいファストボールをコンパクトに叩いた。打球は高々と舞い上がる。そのまま、必死で追いかける中堅手の頭上を越え、スタンドへ飛び込んだ。
打球速度105マイル(約170キロ)、飛距離406フィート(約124メートル)の10号2ランだ。難コースを超絶技巧でスタンドまで運んだ一打に、お馴染みエンゼルスの本拠地実況席も感嘆していた。
元投手のグビザ氏は「どうすればあのボールを本塁打にできるのか分かりません。低めのファストボールをセンターまで運びました」「投手の投げた場所は低め、これをセンターまで飛ばしすんですよ。何てスイングだ。いやぁ、彼は本当に力強いな」と賛辞を連発していた。
実況のビクター・ロハス氏も「これが打てるような、とんでもなく強い手と手首を持っていますね」と同調。するとグビザ氏は「これこそが、ホームランダービーにショウヘイ・オオタニが出場したら面白いだろうという、話題が生まれる理由です」と期待をかけつつも、「しかしその話題は避けなければいけません。なぜならば、彼は未だリハビリの最中なのですから」と投球を再開したばかりの、右ひじの状態も慮っていた。
暑い時期を迎え、大谷はぐんぐん調子を上げている。
(THE ANSWER編集部)