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サニブラウンら最強100m決戦に汗だく500人列 先頭男性“14時間待ち”「決勝見たい」

男子100メートルで盛り上がる陸上日本選手権の第2日(福岡・博多の陸上森競技場)が9秒97の日本記録保持者サニブラウン・ハキーム(フロリダ大)、自己ベスト9秒98の桐生祥秀(日本生命)が出場し、史上初の日本勢9秒台対決となる。今秋の世界選手権代表(9月27日開幕・ドーハ)を懸けて争う頂上決戦で早くもフィーバーが巻き起こっている。

会場には長蛇の列ができあがった【写真:奥井隆史】
会場には長蛇の列ができあがった【写真:奥井隆史】

男子100メートル決勝は午後8時30分スタート、史上初9秒台決着の期待も

 男子100メートルで盛り上がる陸上日本選手権の第2日(福岡・博多の陸上森競技場)が9秒97の日本記録保持者サニブラウン・ハキーム(フロリダ大)、自己ベスト9秒98の桐生祥秀(日本生命)が出場し、史上初の日本勢9秒台対決となる。今秋の世界選手権代表(9月27日開幕・ドーハ)を懸けて争う頂上決戦で早くもフィーバーが巻き起こっている。

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 時折日差しが照り付け、気温30度近く上がった福岡市博多区の同競技場。団扇やタオル必須の汗だくになる梅雨の蒸し暑さ。しかし、会場には平日にも関わらず、入り口前には午後2時の開門までに約500人の長蛇の列ができあがった。先頭に並ぶ男性は、なんと午前6時20分から待機する盛況ぶり。福岡市西区から駆け付け、今か今かと開門を待ち「100メートルと400メートルの決勝を見たくて来ました。開門まで8時間くらいありましたね。(並んでいる途中で)散歩に行っちゃうくらい」と笑った。

 この日の最終競技となる男子100メートル決勝は、午後8時30分スタート。お目当てのレースまで14時間10分も待つことになるが、そんな苦労もいとわなくなるほど注目度の高い勝負のようだ。

 決勝にはサニブラウン、桐生の他に、小池祐貴(住友電工)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)、多田修平(住友電工)、飯塚翔太(ミズノ)など自己ベスト10秒10を切る選手がズラリ。昨年9月7日以降に参加標準記録10秒10を切っている選手が優勝すれば、日本代表に内定するだけに激しい火花が散りそうだ。日本初の9秒台決着の期待もかかるレースが、早くも盛り上がりを見せている。

(THE ANSWER編集部)


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