「8」「0」「35」「19」…数字が語るフェデラーの偉大さ 本人も驚き「まるで魔法」
ウィンブルドン最年長優勝、グランドスラム最多優勝記録更新と金字塔ラッシュ
来月8日に36歳の誕生日を迎えるスターは、ウィンブルドンにおける男子シングルス最年長優勝(35歳342日)という金字塔も打ち立てた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、「35歳のフェデラーは、1976年のアーサー・アッシュを超え、ウィンブルドンの最年長優勝者となった」とレポートしている。
さらに、自身が持つグランドスラムの最多優勝記録も19に更新。宿命のライバルであるナダルに優勝回数で4差を付けた。
ATP公式サイトによれば、フェデラーはウィンブルドン決勝後に「まるで魔法のようだ。まだ信じることができないよ。でも自分自身、信じていたんだ。もしテニス人生を長く歩むことができるとするなら、8度目のタイトルを取れるとね」と語ったという。
自らの力を信じた結果、記録づくめの優勝を呼び寄せた“芝の帝王”は、35歳にして再び全盛期を迎えている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer