なでしこ、敗退直後に… オランダ選手との“涙の抱擁”に海外称賛「美しい試合だ」
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は25日、決勝トーナメント1回戦で日本代表はオランダ代表に1-2で敗れ、8強進出を逃した。終了間際に与えたPKが決勝点となり、涙をのんだなでしこジャパン。しかし、試合後にピッチ上で勝ったオランダ選手が号泣する日本選手を慰めるシーンを海外メディアが画像付きで公開し、「美しい試合だ」などと話題を呼んでいる。
勝ったオランダ選手が負けた日本選手を労う、「素晴らしいスポーツマンシップ」の声
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は25日、決勝トーナメント1回戦で日本代表はオランダ代表に1-2で敗れ、8強進出を逃した。終了間際に与えたPKが決勝点となり、涙をのんだなでしこジャパン。しかし、試合後にピッチ上で勝ったオランダ選手が号泣する日本選手を慰めるシーンを海外メディアが画像付きで公開し、「美しい試合だ」などと話題を呼んでいる。
終了間際に与えた無情のPKで散ったなでしこ。試合後は涙に暮れる選手もいたが、そこでもう一つのドラマが生まれた。オランダの選手が日本の選手たちに歩み寄り、肩を抱き、抱擁し、言葉をかけながら、労っている。ホイッスルが吹けば、敵から関係が変わる。スポーツマンシップの象徴的なシーンだった。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャーリポート」のサッカー公式ツイッターは「オランダの選手たちが、90分のPKで日本を破った後、がっくりと落ち込む日本の選手たちを慰めた」とつづり、4枚の写真とともに実際の場面を公開。目の当たりにした海外ファンたちから、コメント欄で感動の声が広がっている。
「サッカーに対する愛だ」
「スポーツ以上の何かがある!」
「素晴らしいスポーツマンシップだ」
「美しい試合だ」
「こういうシーンは見ていて嬉しくなる」
なかには「彼女たちは試合には敗れたが、多くの人の心を奪った」となでしこたちに対する称賛の声も。しかし、なでしこたちが欲しかったのは勝者として称えられることだったはず。多くの決定機を逃し、課題も残した今大会。1年後の東京五輪で嬉し涙を流すため、この日の悔しさを決して忘れてはならない。
(THE ANSWER編集部)