八村塁、日本人初1巡目指名に喜び爆発 「現実のものとは思えません」と夢見心地
米プロバスケットボール(NBA)のドラフト会議が20日(日本時間21日)、ニューヨークのバークレイズセンターで行われ、八村塁(ゴンザガ大)が日本人初となる1巡目指名を受けた。全体9位でウィザーズが指名し、歴史的快挙となった。
ウィザーズが指名「皆さん、やりました! 日本人初! NBAです!」
米プロバスケットボール(NBA)のドラフト会議が20日(日本時間21日)、ニューヨークのバークレイズセンターで行われ、八村塁(ゴンザガ大)が日本人初となる1巡目指名を受けた。全体9位でウィザーズが指名し、歴史的快挙となった。指名後は全米生中継されたESPNのインタビューに登場し、「現実とは思えません」と喜びを爆発させていた。
紫のジャケット姿で、襟元に日の丸のピンバッチを着けた八村。1巡目9位指名という歴史的な瞬間を大きな笑顔で迎えた。「現実のものとは思えません。家族、そして、母国全体にも多くの意味があるものです。みなさんに感謝したいです」。指名後のインタビューで晴れ晴れとした表情で英語で答えた。
「まずは中学時代の監督に感謝したいです。彼は僕はNBAに行くんだ、と話してくれた最初の人。それをずっと信じてきました。高校の監督、大学の監督にも感謝したいです」と語り、恩師への感謝を忘れなかった。女性レポーターから日本語でのコメントを求められると、破顔一笑。「皆さん、やりました! 日本人初! NBAです!」と喜びを爆発させた。
中継では解説を務める2004年NBAファイナルMVPのチャウンシー・ビラップス氏が八村の比較対象として、今季NBAファイナルを制覇したラプターズのカワイ・レナードの名前を挙げるなど、米国での評価は早くも高まりを見せている。
(THE ANSWER編集部)