イチロー以来の偉業なるか 超新人ジャッジに米注目「選ばれし人間に加われるか?」
今季のMLB前半戦の主役と呼んでも過言ではないだろう。ヤンキースの超新人、アーロン・ジャッジ外野手は衝撃的な活躍を続けている。
ヤンキース・ジャッジ、イチロー以来の新人王&MVPのW受賞へ、米メディア特集
今季のMLB前半戦の主役と呼んでも過言ではないだろう。ヤンキースの超新人、アーロン・ジャッジ外野手は衝撃的な活躍を続けている。打率はリーグ3位の.329、打点はリーグ2位の66、本塁打はリーグトップの30本をマークし、初選出の球宴でもホームラン競争で優勝。3冠王の期待も高まる若きスターには、マーリンズのイチロー外野手以来となる偉業達成の期待がかかっている。
米地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版では、後半戦の注目ポイントを特集。その筆頭に、ジャッジを挙げている。
記事によると、オールスターこそ3打席無安打と快音のなかったスラッガーは「前半戦は良かった。でも、後半戦を楽しみにしているんだ」と前向きに話していたという。ジャッジは84試合で30本塁打を記録。ハイペースで柵越えを連発する怪物のホームラン記録にも注目が集まっている。
「彼は60本塁打を放つことができるか。もしくは最低でも55本いけるか。2006年にライアン・ハワードが58本を放って以来、誰もこれを超えていない」
記事では、元フィリーズ一塁手、ハワードの記録した58本超えに期待する一方、自身の持つホームランの飛距離と初速の最高記録を破れるか、という数だけではなく、質にも注目が集まっている。