ジャッジに不満、女子スケーター減点覚悟の禁止技 しかも片足…日本で生まれた衝撃「楽しもうと」【1998長野五輪】
ミラノ・コルティナ五輪は開幕から熱戦が続いている。日本勢も連日メダルを獲得するなど活躍。1924年の第1回大会から今回で25回目となる夢舞台で、過去に起きた様々な出来事を振り返る。冬季の華・フィギュアスケートの1998年長野大会では、1人の女子選手が反則覚悟の大技を披露。日本のファンを沸かせた。

1998年長野大会、フィギュア女子のボナリー
ミラノ・コルティナ五輪は開幕から熱戦が続いている。日本勢も連日メダルを獲得するなど活躍。1924年の第1回大会から今回で25回目となる夢舞台で、過去に起きた様々な出来事を振り返る。冬季の華・フィギュアスケートの1998年長野大会では、1人の女子選手が反則覚悟の大技を披露。日本のファンを沸かせた。
2月20日に行われたフィギュアスケートの女子シングルでは、ショートプログラムで2位だったタラ・リピンスキー(米国)がフリーで逆転し金メダル。15歳8か月は当時の最年少で、2位のミシェル・クワン(米国)を抑えた。
ただこの日、思わぬ大技でファンを驚かせた選手は別にいた。スルヤ・ボナリー(フランス)だ。ルールで禁止されている後方宙返り。しかも片足で着地してみせるという高難度で成功させた。
“掟破り”の裏側には、3回転―3回転のコンビネーションジャンプの得点が伸びず、ジャッジへの不満があったと言われている。ボナリーはジャッジに背を向けて競技を終え「私も観客も楽しもうと思ってやった」と話している。
ボナリーは91年の世界選手権などで、女子初めての4回転ジャンプに挑んだ先駆者。ジャンプ力では抜けている一方、芸術点で低く見られるのが常だった。この五輪でもショートプログラム6位、フリー11位の総合10位。後方宙返りは当時2点の減点対象だったが、現在は解禁。ミラノ五輪でも男子のイリア・マリニン(米国)が披露し、観客を沸かせている。
(THE ANSWER編集部)
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