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全米OPでコーチ助言解禁を検討 トップ選手も賛否、フェデラーは「完全に反対だ」

ジョコビッチは導入推進派、独自アイデアも披露「ヘッドセットがいいと思う」

「しかし、観衆からすると面白いかもしれない。ジュニアレベルではコーチングが許されている地域もある。コーチと選手が話すということ自体は完全にノーマルなことだと思う」

 試合で苦境に陥った時、誰も頼ることができない孤独なスポーツ。テニスの醍醐味だとフェデラーは主張している。

 一方、世界ランキング3位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)はコーチング導入推進派の立場を鮮明にしている。

「正直、クールなアイデアだと思う。色々と異なるシグナルを送ることについては少し考えなければいけないけれどね。選手がコーチサイドにいる時には問題ない。もちろん、時間の制限は必要だ。対戦相手への敬意やサービスを打つ選手へのリズムも考慮しなければいけないけれどね」

 ジョコビッチはコーチ導入を賛成。もちろん、試合を円滑に進めることを前提としているが、その上で自らアイデアも明かしている。

「ヘッドセットがいいと思うんだ。居心地の良さを感じられる会話に近いものになる。まるでコーチがそこにいるように、ワイヤレスで会話ができる」

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