韓国で“宇野勝超え”の笑撃!? 頭で弾いたボールの行方は…米悶絶「史上最高のヘマ」
日本で有名な珍プレーを超える衝撃、いや、笑撃の珍事が、韓国で飛び出した。韓国のプロ野球・KBOリーグで、ロッテジャイアンツのシン・ボンギ遊撃手がフライを取り損ね、ヘディングしてしまうまさかの珍場面。日本では1981年8月26日の巨人-中日戦(後楽園)で中日の遊撃手・宇野勝が、同じく打球を捕球できずに頭で受けて落球したプレーが知られているが、今回は結末が違った。
遊撃手がフライを頭で受ける珍事が発生、バウンドしたボールの行方に注目
日本で有名な珍プレーを超える衝撃、いや、笑撃の珍事が、韓国で飛び出した。韓国のプロ野球・KBOリーグで、ロッテジャイアンツのシン・ボンギ遊撃手がフライを取り損ね、ヘディングしてしまうまさかの珍場面。日本では1981年8月26日の巨人-中日戦(後楽園)で中日の遊撃手・宇野勝が、同じく打球を捕球できずに頭で受けて落球したプレーが知られているが、今回は結末が違った。海の向こうで起きた“宇野ヘディング事件”を超えるような笑撃プレーを、MLBの動画紹介サイト「Cut4」が公式インスタグラムで映像を公開し、「史上最高のヘマだ」と伝えている。
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思わず吹き出してしまう珍プレーの舞台は、5日に行われたKBOリーグ、ロッテジャイアンツとハンファ・イーグルスの一戦だった。3-3の8回1死走者なしという接戦の場面。守るロッテジャイアンツの投手が渾身の一球を投じた直後だ。打者は高々とフライを打ち上げる。遊撃手のシン・ボンギは中堅方向に後退し、落下点に入ってグラブを構えた。打ち取った……。平凡な飛球に投手が安心したのもつかの間、ボールはグラブをすり抜けてボンギの頭に直撃したのだ。
痛そうな表情で背中から後ろに倒れこむボンギ。痛恨の失策かと思われた。しかし、日本の珍プレーとは異なる続きがあった。
頭でバウンドしたボールが左翼方向へ、カバーに走りこんだ左翼手のチョン・ジュンウの正面へ。ジュンウは予想できない展開に目を丸くし驚きながらも、難なくつかみ取った。まっすぐにグラブを上げてアウトをアピール。事なきを得ると、相手打者は唖然とした表情でがっくりと肩を落とした。エラーを免れたボンギは立ち上がり、前髪を上げて額を確認。試合中にもかかわらず、心配そうに駆け寄った味方も苦笑いするワンシーンだった。