セリーナ騒動、過去の言動に海外メディア脚光 大坂戦は「スポットライト盗んだ」
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)で、3回戦敗退した女子元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)が試合後に即時会見スタートを求め、この煽りを受けた男子同4位のドミニク・ティエム(オーストリア)が記者会見中に退室を命じられ、怒りを露わにする事態となった。
ティエムの会見を巡る騒動で海外メディアは過去の騒動を紹介
テニスの4大大会・全仏オープン(テレビ東京系で地上波独占放送)で、3回戦敗退した女子元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)が試合後に即時会見スタートを求め、この煽りを受けた男子同4位のドミニク・ティエム(オーストリア)が記者会見中に退室を命じられ、怒りを露わにする事態となった。海外メディアは「セリーナ・ウィリアムズの不機嫌と、嫌われ者になる様を振り返る」と過去の振る舞いをクローズアップしている。
コート外で話題を呼んでしまったセリーナの騒動を振り返ったのは、香港英字紙「サウス・チャイナ・モーニングポスト」だ。
記事では「この米国人の全仏オープン早期敗退も重要だが、自分の記者会見を急がせるために他の選手をどかしたのは、このスターが冷静さを保てないという新たな一例になった。ここで彼女のコート上での取り乱しぶりを見てみよう。今後、数十年間で違う観点から彼女のキャリアを振り返ることになるのか」とグランドスラム優勝23度の元女王に厳しい視線を送っている。
「ティエムは性格が悪いと彼女に疑問を呈したが、これが37歳の特徴だ。彼女が礼儀正しさという部分では優秀ではない数々の実例の持ち主なのだ」と批判的な論調を展開しながら、過去の経緯について紹介している。